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4-1.漢方医(中医) |
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日本ではあまり見かけない「中医」。今の私にはなくてはならない存在です。
帰国したらどうすりゃいいんだ…。考えるのがちと恐い。
立派な構えの大きなところから、ふるーい感じのところまでイロイロあります。
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4-2.掛號&診察 |
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クリニックの場合と同じで、掛號は大病院より簡単。
名前を呼ばれたら診察室へ。この診察室というのが検査器具なんかは
ほとんどなくてがらーんとしていて、まるで学校の保健室のよう。
私がお世話になっている中医の場合、先生が問診をしつつ
血圧の測定、脈を取る、顔色や舌を見る…。そんなのでわかるの?と
最初は疑問に思いました(今でもやっぱり不思議だけど)。
必要に応じて「針治療」や「抜罐」なんかをやってくれることもあります。
今のところ追加料金を取られたことはないんだけど、どうなんだろ。
診察の最後に注意事項(特に食事に関するものが多い)を聞いておきます。
中国医学ではとにかく食事を重視しているらしくて、「これとこれは
食べるな」とか「これを食べなさい」なんて言われます。
診察が終わったら、薬の受け取りと清算(必要なら)をしておしまい。
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4-3.薬のことやその他余談 |
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::粉末漢方のこと::
薬はもちろん漢方薬。粉末になってることがほとんどです。
昔は葉っぱやら根っこやらをぐつぐつ煎じていたんでしょうが
毎回それじゃぁ面倒だから粉末にしたのかなぁ。
一度だけ、粉末じゃなくて「根っこ類」を処方してもらっている患者さんを
見かけました。おばあちゃんだったんだけど、なんだかその方が効きそうに
見えました(気のせい?)
粉末漢方の調合、見てるとなかなか面白いんですよ。
種類別にビンに入っている薬を、処方箋を見ながら秤で量って
乳鉢で混ぜて、その後一回分ごとにパック。どんな薬が入っているのか知りたくて
カウンターの影からこっそり覗いている私です。
風邪引いたときはお馴染みの「葛根湯」が入っていたのを発見♪
::粉末漢方の飲み方::
こっちの人たちは粉のままササッと飲んでしまいます。
私もやってみましたが苦くてダメ(処方によっては甘苦い程度なので
頑張れば飲める)。そこで登場するのが、梅味の甘い砂糖菓子。
こっちの人(特に子供?)は、口の中が苦くなった後に、このお菓子を
舐めて、苦さを和らげるんだそうです。
ただし…。私はあんまり好きじゃないんだなぁ…。
たくさんもらったモノのどうしても食べられなくて(無理して食べるものでも
ないし)、友達にあげたら「おいし〜」って言ってた…。
味覚って人によって違うのね…。漢方薬も「苦くない」ってよく言ってるし。
で、粉末漢方攻略(大袈裟)のためにどうしているかというと
私はオブラートで包んで飲んでるんです。オブラート万歳♪
ところがここでまた問題が。一生懸命探したものの、なかなか売ってないのね、
オブラートって。ようやく見つけたものの、
1.四角い
2.日本のより小さい
3.厚くて硬い。おまけにすぐ破れる
こんな感じで使いにくいのです。だから日本から送ってもらってます。
台中で日本のオブラートを入手できる場所を知ってる方、
いらっしゃいましたら教えてくださいませ。
::食べ物の分類::
中国医学では、様々な食べ物を性質によって「熱性・温性・平性・涼性・寒性」
というように分類するんです。これ、漢方医の先生だけじゃなく、ごく普通の
台湾人もしょっちゅう言うんですよ。たとえば同じ果物でも、西瓜は「寒性」で
ライチやマンゴーは「熱性」。食べ物自体の温度とは全然関係ないのです。
私は専門家じゃないのでよくわかりませんが、知れば知るほど面白いですよ。
詳しく解説されているサイトがたくさんあるので調べてみてはいかがでしょうか。
こちらからも、何か面白い話があったら追々紹介したいなと思っています。
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